こんにちは。
マーケティングセクション アカウントプランナーチームのOZ-Kです!
本日はEFOについてお話をしたいと思います。 EFOをご存じの方いらっしゃいますか?
聞き馴染みがない方もいらっしゃるかと思いますので、
まずEFOについてご説明させて頂きたいと思います。
目次
❙EFO(入力フォーム最適化)とは?
EFOとは、Entry Form Optimizationの略となります。
ウェブサイトに設置をした入力フォームをユーザーが入力しやすいように最適化する施策となります。
ウェブサイトに設置されている入力フォームは多岐にわたった用途で利用されており、資料請求や、会員登録、問い合わせなど様々です。
それではCVRを上げていく為に、EFO(入力フォーム最適化)がなぜ必要なのでしょうか?
❙CVRを上げる為にEFOが重要なのはなぜか
CVRを上げるのにはいくつか施策があります。
・訪問数(SS)を増やす
・フォームの到達率を上げる
・フォームの通過率を上げる
ざっくりと挙げてしまうと上記が考えられるでしょう。
ただ、CVRを上げるために、一番簡単なのが「フォームの通過率を上げる」事だと言えます。
「訪問数(SS)を増やす」に関してはSEOの検索上位化であったり、広告出稿をしたり等 労力と費用が必ずしも発生します。
「フォームの到達率を上げる」に関してはページのデザインや構成、またはサイトの動線回りの設計をし直す必要が出てきます。
「フォームの通過率を上げる」に関しては、既にフォームに到達をしているユーザーなので、 何らかの情報を得よう、目的を得ようと思ってきている意欲が高いユーザーになります。 意欲が高い状態を維持する事が大事です。
その意欲をそぎ落としているものは何なのか?
といった問題を解決する事によってCVRを上げることが出来ると言えるでしょう。
❙現在の入力フォームの離脱率を確認しよう
改善をする前に、自社のサイトの入力フォームの離脱率を確認致しましょう。
離脱率は、
入力フォームの離脱率=入力フォームからの離脱数÷入力フォームのページビュー数 |
で確認する事ができます。
また、確認画面がある場合も上記と同じ方法で調べてみると良いでしょう。 入力フォームの離脱率の平均は業態にもよって様々ですが、 BtoCのECサイト等に関しては、70%が入力フォームで離脱していると言われ、 BtoBのサイトに関しては40~50%が平均となっていますので目安として考えてみましょう。
❙入力フォームの途中離脱の理由を考える
皆様も体験したことがあるかのではないかと思われますが、 ECサイトで商品を購入しようとした際に、入力しなければいけない項目が多くあったり、 項目の指示が分かりづらく、何度もエラーメッセージが出てしまったり・・・ そういった経験をしたことはございませんか?
ちなみに筆者はイライラしてそのフォームから離脱してしまいます・・・(笑)
ユーザーは入力フォームの入力時にストレスを感じてしまうと、 目的があって行動を始めたのにも関わらず、目的や情報を得る事を諦めてしまい、途中離脱してしまうのです。
・入力する項目が長いフォーム
例えばこんなフォームはいかがでしょうか。 もちろんサイトの特性によって(ECサイト等)項目が多くなってしまう事などもあるかと思います。
ただ問い合わせの時点でユーザーの必要な情報を握っておきたい等の運営する側の都合などもあるやもしれません。 ですがユーザーにとっては入力する手間がありすぎるとストレスを感じずにはいらせませんので、 あまり長すぎるフォームはお勧めいたしません。 ユーザーがCVに行きつくまでにハードルは出来るかぎり下げてあげる必要があります。
・入力がリセットされてしまう
確認画面に遷移した後、前ページに戻った時に、今まで入力していた項目が消えていたらいかがでしょうか。 ユーザーにとってはもう一度、入力する手間が増えてしまいますので、 前ページに戻ったときに入力情報が入力した内容が消えないように残しておく仕様にするのが望ましいです。システムの仕様上難しい場合は、確認ページ内にその旨を認識しやすい箇所に表示し、修正する際の修正ボタンをつけることで対策します。
・必須項目が分かりづらい(確認画面で離脱してしまう)
×のパターン
こちらに関しては必須項目明記されているがすべて同じ色になってしまっているので どれが必須項目か一目みて分かりづらい状況です。
〇のパターン
必須項目と明記している色味を変えてみました。 また必須項目には入力項目にそれぞれの例を入れてみました。 ユーザーがパッと見た瞬間に直感的に入力できるようにしてあげるしかけが必要です。
・スマートフォンからの入力のしづらさ
スマートフォンから閲覧すると入力項目が小さかったり、ユーザーが文字入力する際のキーボード設定がされていなかったり等、スマートフォンに考慮していない入力フォームもしばしば見受けられます。 スマートフォン対応のサイト設計はMFIが提唱されている昨今、勿論ですが、 BtoCのサービスサイト、ECサイトであるならば、サイトのデバイスはモバイル(スマートフォン)からの問い合わせが大方だと思います。 タップがしやすかったり、2カラムではなく1カラムの入力フォームの設計が必要と言えるでしょう。
❙まとめ
今回はEFOについての記事をまとめてみました。
本記事で書いた事については一例といえますが、EFO(入力フォーム最適化)をする事で、
CVRを上げる事が出来るやもしれません。
CVRを上げるためには先も記事でお伝えした通り、いくつかの方法がありますが、
・訪問数(SS)を増やす=集客をする
・フォームの到達率を上げる=商品、サービスに興味を持たせるしかけを作る
・フォームの通過率を上げる=接客を丁寧にする
によく例えられる事も多く、入力フォームは企業とユーザーが対話が出来る接客の場なので、ユーザーにとってストレスフリーになる事を考えて設計致しましょう。
スマホのEFOについては、今度記事にしてみようと思います。
KD-OZ
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