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以前とはかなり違う！GoogleAnalytics4について

by DK-7

Google Analytics4正式リリース

2020年10月14日に正式リリースとなった『Google Analytics4』
まだまだ現行モデル（と言いたい！）が使えるので、
そのうち使ってみればいいかなぁと思ってましたが・・・

新規サイトで設定をしたところ、デフォルトが『GA4』に！

　※やり方によっては現行モデルになるそうですが・・・
　　さすがGoogle。いつも通りです。

せっかくなので、これを機会に使ってみようと思いましたが、
いきなり面を喰らったので、備忘録的にまとめておきます。

直帰率がない・・・だと！

まずびっくりしたのが、ページビューの表示がありません。
ページビューが表示されるところにはユーザーのみが表示され、
ページビューもセッション（訪問数）も直帰率もありません。

何より左メニューが全く違う！
エンゲージメントってなんだよ！！

よくよく調べてみると、ページビューはありました。
左メニュー＞エンゲージメント＞イベントにいました。
デフォルトに設定されている5つのイベントに。（下記参照）

直帰率はありません。
今回の『GA4』より、エンゲージメントが押し出されており、
分析はエンゲージメント率を算出しろという事らしい。

このエンゲージメント率も一筋縄では算出出来ません。
どうやらかなり玄人向けに改良をされてしまったようです。

基本5つのイベント（解説）

下記の5つはデフォルトで設定されているイベントです。
まずはこれらを使って、データ分析をするのがおすすめです。

●first_visit

GA4が有効になっているサイトや、アプリケーションに、
ユーザーが初めてアクセスした時にカウントされる。

●page_view

ページが読み込まれるたびにカウントされる。
これが今までのページビューです。
単位が件数だけど気にしない！

●scroll

ユーザーが各ページの最下部まで初めてスクロールした時にカウントされる。
全ユーザーに対して。最後までスクロールしたユーザーは何％か？
これがページ読了のエンゲージメント率ということになります。

　※別イベントで作成しないとエンゲージメント率は算出されません

●session_start

ユーザーが Web サイトや、アプリケーションを利用した時にカウントされる。

●user_engagement

Wサイトや、アプリケーションがフォアグラウンドで
動作している場合に定期的にカウントされる。

あとがき：玄人向けツールに大変身

イベントで作成すれば、今まで以上に詳細なデータが取れるよ！

こう言いたいのでしょうが、そのイベント作成がなんともまぁ・・・
どんなデータを取りたいのかというセールスやマーケ視点と
実際にGA設定が出来るエンジニア領域のスキルが必要というか。

今までのGAもそれなりのデータを取るだけでなく、
詳細なデータ分析をするのであれば、知見とスキルが必要でしたが
GA4は前述の通り、思いっきり玄人向けに振り切った印象です。

制作会社の方々、企業のWEB分析担当の方は是非注意をしてくださいませ。

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DK-7

DK-7

取締役／マーケティング戦略室室長。 WEBマーケティングや社内セキュリティの各種セミナー講師も担当。 尊敬する偉人は新撰組で鬼の副長と呼ばれた土方歳三。2児の父。 趣味はフットサル、キックボクシング。