コロナ禍の観光地でマーケターが感じたコト

先日、新大阪と京都に出張で行ってきた。
緊急事態宣言が発令する前、職域接種で1回目のワクチンを
接種した1週間後というタイミング。

当初の訪問は4月中旬を予定していたが、
5月に、6月に、そして7月にと4回のリスケをした。

実際に今回行けなかったらプロジェクトに影響が出たので、
なんとか行けてよかったと胸をなでおろした。

その前週には土砂災害が起こる前の静岡。
タイミングがタイミングだけに胸が痛かった。

こう色々と動き始めた矢先の災害や再度の緊急事態宣言。
本当に難しいなぁという状況である。

京都には何回もいっているが、
あそこまで静かな京都は初めてだった。

本来なら祇園祭の期間。
山鉾の構築がはじまり、外国人観光客や
日本の他エリアからも人が集まり、学生達も修学旅行で訪れて・・・

そんな光景はなく、まとわりつく湿気が激しい。
しかし、街は静か。

現地の色んな人と話してみた。
タクシーの運転手、飲食店のスタッフ、ホテルの受付スタッフ、
神社の方々、お土産屋さんのスタッフ、ラーメン屋のおっちゃん。

みんな、言う事は同じ。

『観光客はほとんど来ない。このままどうなるのか』

多くの観光客が集まれば、それはそれで問題も起こる。
ただ、観光都市はそれで成り立っているのも現状。

飲食関係だけでなく、危機に立たされている企業や団体は多くある。
ただ、報道されないだけで、自分が見る事が出来てないだけで、
確実に、その状況は確かにあるのだった。

WEBに関わる者として、マーケターとして、
この状況を少しでも変える事が出来ないか。
好転させることは出来ないかと本気で考えた。

まだ出来る事は少ないけれど、少しずつ実行していこうと思う。

※静岡エリアの1日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます

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DK-7
取締役/マーケティング戦略室室長。 WEBマーケティングや社内セキュリティの各種セミナー講師も担当。 尊敬する偉人は新撰組で鬼の副長と呼ばれた土方歳三。2児の父。 趣味はフットサル、キックボクシング。