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軽視してはいけないディレクション
ホームページや紙媒体の会社案内、リクルートブックなどの案件で
カメラマンのアサインも依頼をされることは少なくありません。
写真やコピーは重要なので、カメラマンやライターをチームに加えられると
クリエイティブの質がグッとあがります。
しかし、カメラマンやライターもピンキリです。
その腕一本で稼いでるような方々は発注先も大手や観光庁、教育機関などで
要求も高いけど、報酬も見合ったものをもらっています。
ただ、企業のツール案件でそこまでのレベルは毎回アサイン出来ない。
結果、制作を担当する会社は会社ごとの選定基準を設け、
それをクリアした方々とパートナー契約を結んでいることが多いです。
その中で予算に合わせて、カメラマンやライターをアサインしてきます。
ここで重要なのが「ディレクション」をどちらが担うかという事。
ある程度のカメラマンやライターはディレクションも兼任出来ますが、
その分金額も挙がるので、制作側のデザイナーやプランナーが担ったりしますが
これが後々、制作現場や完成したクリエイティブで問題になったりします。
ファーストインプレッションで掴む
「モバイルファーストインデックス」(2018年:Google施策)により
ウェブの世界でもスマートフォンが中心となりました。
どのウェブサイト(=ホームページ)でもスマートフォン表示対応をしていないと
ユーザーからも検索エンジンからも評価はされにくい時代。
以前はファーストビュー(画面に表示される最初の画面)で
ユーザーが判断するのは8秒なんて言われていましたが
今ではファーストインプレッション(第一印象)が指標とされています。
このファーストインプレッション、カナダのオタワにあるカールトン大学の
人間中心技術研究所(Human-Oriented Technology Lab)の研究によると
ユーザーが訪れたWebサイトの*第一印象(ファーストインプレッション)を
決めるのにかかる時間は、たったの50ミリ秒(0.05秒)だと言います。
Googleではもっと短く17ミリ秒(0.017秒)だとも言われています。
(ミリ秒は動画編集ソフトなどで出てくる単位です)
こうなるとウェブサイトをはじめ、クリエイティブツールを評価される生命線として、
ファーストインプレッションは最重要項目になります。
写真やコピー、文章はファーストインプレッションに大きな影響を与えます。
どういった写真で、どんなコピーを合わせて、何を伝えていくか。
構図やカットだけでなく、全体をイメージした上で撮影や取材をしていく。
その為にはディレクションは重要スキルです。
ここをおざなりにすると、案件が進みにくく、かつ完成品も期待を超えません。
制作側も発注側も留意していただければ幸いです。
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