ホームページは作る事が目的ではなく、手段である

新型コロナウイルスの影響もあり、企業のデジタル化が進んでいる。
訪問や対面での打合せはメールやチャット、オンラインに置き換えられ(受け入れられ)
スタッフのテレワーク体制も当たり前になってきました。

こういった状況下で、新しい営業・販売戦略の考案や
成果を挙げる仕組み作りは企業にとって急務です。

ウェブマーケティング戦略やホームページ活用に
二の足を踏んでいた企業も加速的に導入を迫られている。
現場の案件に入ると、そう感じる事が少なくありません。

ホームページはデジタル化、ウェブマーケティング、
デジタルマーケティングの『ハブ』になるので、必要不可欠。
カオルデザインにも新規立ち上げやリニューアルの相談が多く来ています。

ただ、経験上の留意点を挙げておくと・・・
ホームページはあくまで現状の課題解決や目標達成の『手段』であり
ホームページを作ることが『目的』ではありません。

そこそこ慣れた人達同士でも要件がオーバーライドしたり、
軸がブレる事によって、いつのまにやら『手段』であったツールを作る事が
『目的』になってしまい、本来リリースする日を超過してチャンスロストしたり、
予算を食いつぶしてしまい、満足出来る状態に仕上げられなかったりしています。

ホームページは運用する企業の先にいる消費者や利用者といったユーザーが使うもの。
その中で自社のサービスや商品を選んでもらう為のハブです。
どんなにこだわってもユーザーに響かなければ意味がないのです。

ホームページだけではなく、企業のパンフレットや商品のカタログ等も同様。
広告ツールはあくまでユーザーとの接触チャネルであり、感度を高める『手段』です。

作り手はクライアントのビジネスモデルを理解し、
マネタイズされるポイントを考慮した上で、必要なツールを提案・制作していく。

時にはクライアントの要望を抑止しないといけない場面もあります。
何故なら『目的』を達成する事が重要だからこそ、プロとして実績や知見から
コントロールする必要があるからです。案件が迷子にならないように。

限られた時間と予算で、最高の結果(効果)を出すには知恵や工夫は必須。
効果を見据えれば、その予算で達成出来るのか、出来ないのかも判断出来ます。
どうしても効果を重視するなら予算アップを検討しないといけないですし、
予算が厳しいのであれば要件をダイエットするしかない。

その中で目的を達成出来るか、効果を出せるのかを提示出来るのがプロなんだと思います。

まだまだ厳しい状況が続いていきますが、少しでも経済が活性していく事を願います。
そのお手伝いを『この道のプロ』として、取り組んでいきたいと考えています。

——-

直接の打合せをしなくても、ホームページを制作出来ます。
全国対応可!マーケター、デザイナー監修の効果を狙うホームページ!
カオルデザインホームページ制作デザイナーズパック

The following two tabs change content below.
DK-7
取締役/マーケティング戦略室室長。 WEBマーケティングや社内セキュリティの各種セミナー講師も担当。 尊敬する偉人は新撰組で鬼の副長と呼ばれた土方歳三。2児の父。 趣味はフットサル、キックボクシング。