コンテンツや記事の作成方法・手順について

先日投稿させて頂きました「コンテンツSEOとは?」の続編になりますが、今回はSEOの内部対策として良質なコンテンツの作成方法・手順について簡単に説明していきたいと思います。

 

■ステップ1「事前準備」

まず、いきなりコンテンツや記事の作成を始めるのではなく、良質なコンテンツを作成するには、一旦自社のコンテンツページの分析やコンテンツを作る目的などを明確にするようにしましょう。

・3C分析(Customer、Competitor、Company)

顧客・競合・自社の3つの要素から市場調査を行います。
見込み客が求めるものを知るために、まずユーザー像を明確にしてペルソナを設定。そして競合企業がどんなことをしているのかを調査を行います。競合の調査ができたら、次に自社のサービスとの比較・調査を行い、自社サービスの強み・ポイントの把握をし差別化の戦略を考えます。

seo_3c

・目的、テーマを明確にする

何のためにコンテンツを作るのか目的をはっきりさせ、プロジェクトチーム内で共通認識をもちます。
例えば、自社をアピールしてブランドの認知度を上げたい、サイト訪問者を増加させて見込客を獲得する、サイトのお問い合わせや資料請求数を増やしたい等、目的はいろいろあると思います。

■ステップ2「キーワード選定」

SEOキーワード

ステップ1「事前準備」できたら、次はコンテンツの肝となる「キーワード」を決めていきましょう。
実は、またここでも大事になってくるのが「競合調査」と「ユーザーニーズ」です。他社がどんなキーワードで(ビッグキーワードやロングテールキーワードなど)、どんなコンテンツを作成しているのかのしっかりした下調べをしていきましょう。
キーワードの選定ができたら、一度インターネットでそのキーワードで検索をしてみてください。上位に表示されている競合のページは必ず調査することをおすすめします。
また、キーワード選定を行う際は、まず候補となるキーワードを洗い出し、ユーザーのニーズや検索意図に合ったキーワードを絞り込んでいくようにしましょう。

■ステップ3「アウトライン作成」」

コンテンツや記事を作成するときは、本文を書き始める前に「タイトル・リード文・見出し・まとめ」などの「コンテンツのアウトラインやストーリー」を作っておくと、この後の工程がスムーズになります。
タイトルやリード文では、検索してくれた人の興味を引き読みたくなるような、そしてそのサイトがどんな内容のコンテンツか知ってもらうために、コンテンツの趣旨をなるべく短くして伝えるようにします。
コンテンツの最後にくる「まとめ」ですが、ここには結論をわかりやすくまとめるようにしてください。
ここで述べた「タイトル・リード文・見出し・まとめ」は、軸がぶれないように一貫性を保つようにすることで、コンテンツの整合性が取れると思います。

■ステップ4「記事を書く(執筆、ライティング)」

コンテンツライティング

さぁ、ようやく記事の執筆・ライティングに入りますよ。
ここでもユーザーのニーズ・ユーザーが知りたい情報・内容を意識して、ライティングするようにしましょう。
コンテンツSEOにおける適切な文字数ですが、「何文字」といった正解はありません。ユーザーが見たときに、文字数が1,000文字以上ないとコンテンツ内容が薄いと感じてしまうかもしれません。
そこで目安になるのが、上位表示されている競合サイトの文字です。競合調査時に文字数なども合わせて調査してみると目安となる文字数がわかります。
また、ライティングをするときに、他社にはない独自性や専門性の高いコンテンツ・記事を執筆・ライティングすることで、ユーザーやGoogleから良い評価がもらえるかもしれません。
そして注意が必要なのが、キーワードの量。キーワードの詰め込みや乱用をしてしまうと、Googleよりペナルティを受ける可能性があります。ペナルティを受けてしまうと、検索順位が下がってしまいますので注意してくださいね。
ユーザーにとって見やすく読みやすいコンテンツにするために、誤字脱字はもちろんですが、句読点・改行・文法などにも気を付けるようにしましょう。

■ステップ5「記事の投稿・ページ化」

コンテンツのアウトラインやライティングの工程が終わったら、いよいよ「記事の投稿・ページ化」をして、サイトやオウンドメディア上に公開アップをしていきます。 ここで重要になってくるのが、コンテンツのURLです。選定したキーワードを含めたURLにすることで、上位表示の効果が見込めるかもしれません。作成するコンテンツは、文字だけではなく、イラストや画像なども数枚掲載すると視覚的にも見やすいサイトになります。 また、前編「コンテンツSEOとは?」でも述べた通り、ホームページやコンテンツページは公開して終わりではありません。 公開後は効果測定を行い、記事の更新やリライトを継続的に行うようにしていきましょう。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
簡単ではありますが、SEO内部対策として良質なコンテンツ・記事の作成方法・手順を簡単に説明させていただきました。
コンテンツSEOはしっかり取り組めば、自社の財産になるもので、決して無駄にはなりません。慣れるまでは多少時間や労力はかかりますが、費用をかけずに始められるのが大きなメリットです。
カオルデザインでは、ホームページのデザイン制作だけでなく、コンテンツページやオウンドサイトなどの作成も行っております。オウンドメディアやコンテンツ作成にお悩みの場合は、ぜひ一度カオルデザインにご相談ください。

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KD-M

KD-M

株式会社カオルデザイン マーケティングセクション所属。担当領域はクライアントサポートから社内サポート、校正作業など。正確さとスピードが求められる仕事なので、少しピリピリしてしまう事もありますが「いつも心に太陽を」を心がけています。