インターネットを利用するのが当たり前になってきた現代において、WEB業界や広告業界、IT業界の会社で働くうえで、Webリテラシーはなくてはならない知識です。
今回は、今さら聞けない「Webリテラシー」についてお話したいと思います。
■そもそも、Webリテラシー、ネットリテラシーって何?
すごく簡単に言うと、「Webを活用する際に必要になる標準的な知識、一般的常識」とか、 「WebサイトやWebサービスが動く仕組み、ホームページを制作する側や制作を発注する側が、必要最低限知っておくべき知識」といった感じでしょうか。インターネット、SNSなどの基本的な機器操作なども範囲に含まれる場合もあります。
身近なことで例をあげてみると…
Webリテラシーが低い会社のスタッフが、SNSにモラルが欠けた内容を投稿したとします。しかし、Webリテラシーが低いがゆえ、SNSのアカウントから勤務先が特定されてしまい、個人だけでなく勤務先にまで迷惑がかかってしまった。
■Webリテラシー試験ってどんな試験?
社団法人全日本能率連盟登録資格「web検定(ウェブケン)」試験のひとつである「Web検定 Webリテラシー(Webアソシエイト)」のことで、Webに関わる全ての人(ディレクターやデザイナー、営業、プログラマー、Web担当者など)を対象とした資格制度です。
業界の常識や立場・役割の違いによる認識のズレや理解度の差など、Webに関わる仕事をしていても良く起こる問題です。
このWebリテラシー試験では、立場による違いから起こるコミュニケーションエラーを減少させることを目的とし、仕事上で標準知識を備えているかどうかが試される資格試験となっています。
これからWebに関わる仕事を始めようと考えている方や自社のホームページやWeb担当の方など全ての方が対象となり、試験時間は約90分で、85問の問題が出題され、合格基準は正解率70%以上。勉強方法は公式テキストと公式問題集で勉強をするのが一般的です。
Web検では、「Webリテラシー」の他に、「Webデザイン」「Webディレクション」「Webプロデューサー」の資格があります。
インターネットを利用するのが当たり前になってきた現代においては、Webリテラシーは必須です。会社では社内のWebリテラシーレベルを確認することや、新人研修で必須にすることも必要かもしれません。
Webリテラシーを身に付けるためには、独学で書籍などで勉強する方法やイーランニング、Web検定の受験など様々な方法があります。Webや広告・マーケティングに関わる仕事以外の業種で働いている方も、Webリテラシーを身に付けることで、ビジネスパーソンとして仕事の幅が広がるかもしれません。
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